事業者名 |
上田交通株式会社 |
事例名称 |
地元NPO団体による支援 |
概要 |
別所線存続に向けての支援活動 |
取組の様子 |
上田交通別所線と自治回数件 |
協力者・関係者 |
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別所線電車存続期成同盟会(NPO団体) |
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上田市 |
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背景 |
電車利用者の減少に歯止めがかからず別所線は存続の危機に直面している。地元自治会を中心とした「別所線電車存続期成同盟会」が電車存続に向けた取組として回数券販売を斡旋している。 |
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内容 |
回数券は「自治会回数券」と称し、有効期間は6ヶ月、20枚綴りで割引率15%である。別所線電車存続期成同盟会が発足してから発売しており、10年以上の実績がある。
対象路線は、上田交通株式会社の別所線で、毎年秋9/16〜10/15と春
3/16〜4/15の2回実施している。 |
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鉄道事業者、沿線自治体の概要 |
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事業形態 :第一種鉄道事業者 |
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営業キロ :11.6km |
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輸送人員(平成14年度):1,290千人 |
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主な沿線自治体及び人口(平成15年3月末):上田市・121,809人 |
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効果 |
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回数券販売額全体にしめる自治体回数券の販売割合は4〜5割となっている。 |
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成功(失敗)理由 |
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自治会組織が、マイレール意識を持つことにより、「別所線存続運動」の機運が高まったこと(すでに取組が始まって久しいが、自治会組織の継続的な取り組みにより、回数券販売額の実績を積んでいる)。 |
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【自治会組織の概要】
・参加自治会数 53自治会 |
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販売は駅で行っているが、有人駅は3駅しかないため、無人駅での販売において、実施期間内に駅ごとに販売日時を決めて、出張販売を行うなどの努力を行っていること。 |
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自治体回数券の割引率は15%と他の回数券より割引率が高いこと(普通回数券の割引率は9%)が、需要を喚起したこと。 |
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今後の課題 |
販売期間の見直し(延長を含む)。 |
お問い合わせ先 |
北陸信越運輸局 |